誰かこいつを抱きしめてやれ〜〜〜〜あっお前じゃないです。←ここをヒロインが弁えてしまっているので誰も彼を抱きしめられないのでした
それでもわたしはあなたをこのクソな世界から救いたいんだ、というヒロインの鬱陶しいほどのまっすぐさ 身勝手だが、愛とは恋とはそもそもそういうものなのでは
錫木うりさん、いや本当に素晴らしかったな 地方の政治家のお嬢さんという役所にしっくりと馴染む素朴なお顔立ちながら、まなみが秘めた激しい愛とまっすぐな行動力を凄まじい説得力を持って表現されていて
トークショーではパンチの効いた可愛らしいお人柄も伺えてこの人の魅力にやられたところある、この人を連れて来れた時点で成功の映画だったのではないか
マイノリティの役は当事者がやるのが望ましいよな〜と思いつつ、そもそも役者(それ以外でも)がカミングアウトできる環境がこの国に整っていないので、「当事者としてゲイ役をやります」と明らかにすることの危険性もめちゃくちゃある、しんど、と思うのだった
