ナマケモノ

映画(窒息)のナマケモノのレビュー・感想・評価

映画(窒息)(2021年製作の映画)
3.5

台詞がない、モノクロ作品。
色も言葉もない、
時代もよく分からない不思議な世界。
見渡す限り人間はいない中、かつてここには文明はあったのかも知れない名残りを残す廃墟に暮らす"女”(和田光沙さん)
文明を忘れてしまった原始人のよう。

三人の暴漢がやってきたり、若い男性を山の中で見つけたり。「時々、物々交換にやってくる行商人(寺田農さん)がいたりする。全員“言葉”は話さない。

女が必死に生き抜く姿に注目せざるを得ないので、とにかくとても体力を使う、“窒息”しそうな気持ちになる映画でした。
ナマケモノ

ナマケモノ