実在の米国のプロレスラー一家、フォン・エリック・ファミリーの実話をもとにした話。
プロレスの知識が無く全く知らない話だったけど、とても良く出いていて、満足感が高い。
ザック・エフロンを始め俳優陣の身体の役作りもすごいし、ダサい髪型も良い。
流れてくる音楽も好きだった。
プロレスのドキュメンタリーに着いてくる、どう描くか、という問題への対応も、無視するわけでもなく、何でもあけすけに説明するわけでもない、ちょうど良いところで良かった。
南部のマッチョイズムを煮詰めた様な父親が呪いの根源ということなのか。
wikiで一家のことを調べると、驚くことがいろいろとある。
based on ではなく、Inspired by になってるのはそういうことかとわかる。
ただ、もう一人に全く触れないのも酷な気がした。
母親を階段の上から見ていたのは誰だったんだろうか。
スタッフロールにager/dynerという役割があってへー、と思った。