Fan's voice試写会にて鑑賞。
トキシックな父親を持つプロセス一家の物語。
彼がトキシックなことは、彼が父親であることがわかる冒頭のその瞬間からわかるのだが、意外と最初はマイルドに描かれている。恐らく長男の死と、自分の夢が叶えられなないと悟った時から激しくなっていくのだろう。そんな父の存在感は物語が終盤に向かうに連れて薄まっていく。
兄弟が集うシーンがここまで美しい作品は初めてかも。あのシーンはケビンが願い祈っている情景だと思った。
ザック・エフロンがとにかくいい。当初いちばんの期待を背負っていたにも関わらず次々と弟たちに先を越されていく。(死の順番までも)。デビッドなんて華ありまくりだったし。それでも”次男”としての責任を果たそうとする。ケビンを見事に演じていた。1人トレーニングの足捌きとかはもうほんとに美しかった。
プロレスが根付くダラスの情景も良かった。モブたちでさえ車から降りるシーンかっこいいんだもん。
2024年
ストリーミング 0本
映画 5本
計 5本