実話としてあったフォン・エリック家の物語。
プロレス界で名の知れた父とその家族の話だけど、兄弟ほぼ全員がプロレスラーとして有名で熱苦しいお話かと思いきや父親の教育によるプロレスに囚われた兄弟の悲劇的な話。
わざわざ祖父母の苗字に変えてまでその名に執着した謎や祖父母一家が不幸に見舞われていたことからきたのか、兄弟がどんどん不幸な目に遭い「呪われた一家」と言われた理由を知ったときめちゃくちゃしんどかったですね。
人間追い詰められると感覚が麻痺するしそんなことになっちゃうんだ…っていう絶望感というかなんというか…。衝撃すぎて悲しいはずの事実に涙が出なかったです。
ケビンのみなんとか家庭を築き、現在も幸せに家族を持ちプロレスの呪縛からは逃れているようで良かったのかはわかりませんがホッとしました。
久しぶりにザック・エフロン見ましたが相変わらずのムキムキから、今作のために鍛え上げ実際のケビンにも見える肉体改造すごかったですね。
