このレビューはネタバレを含みます
プロレスで世界チャンピオンになれなかった父親から世界チャンピオンになるように強いられたその4人の息子たちの悲劇。
毒親ここにありって感じの作品。昔、『巨人の星』を見た時は星一徹が毒親とは思わなかったけれど、今思えば、毒親に近いかもしれない。飛雄馬は巨人軍に入れたからいいものの、この映画ではそんなにうまいこといかない。むしろ、まるでフィクションのような悲劇が兄弟に降り注ぐ。
最後、兄がちゃんと生き延びて、しかも大家族のおじいちゃんになっていて本当によかった。
やっぱりこういう話は、ハッピーエンドであって欲しい。