演技、演出面を見ていくと間違いなく傑作だと思っているけど、あまりにも出来事が悲惨過ぎて、手放しに絶賛していいものか戸惑う
男らしさに囚われたマッチョな男たちの物語は今日的だし、扇動的じゃなく的確な距離感で描かれていると思うけど、これを無邪気に教訓として受け取っていいのだろうか
あんなことが起こる前に、防げるポイントはいくつもあったはず
問題を見ないフリ、気づかないフリをし続けてた行く末の負の循環が描かれている
自分の無念は、家族とはいえ他人が代用するべきものじゃないと痛感
見せ物、作り物だと認識して楽しむという意味では、プロレスって映画と結構に似てるなと
