アイアンクローのずがのネタバレレビュー・内容・結末

伝記、実話に基づく系の映画でもしかしたら1番信じ難い内容かもしれない、、ホントに呪われた一家と言われてもしょうが無い位に降りかかる不幸の連続は実話とは思えない位衝撃的だった。プロレス映画というだけでなんか面白そうと思って観に行ったけど重厚なストーリーでたまげた。

プロレスシーンはほとんど本人達がやっているのかな？自分自身全日本プロレスを見ることはあるけど、今作はしっかり演者がプロレスやれていたのが驚いた。そしてザック・エフロンはグレイテストショーマン以来に見たけど完璧にレスラー体型に仕上がっていて驚いた。

今回気になったのは父親のフリッツ。幼い頃から子供達をレスラーに育て上げ、ヘビー級王座のベルトをとらせるという熱量は底知れず実際にはヤバめの毒親だったのではないかと思った。特にデビットが死に、ケリーが足を失った後にマイクにまでレスラーをやらせた辺りがかなりヤバめ。子供たちがプロレスで肉体的にも精神的にも崩壊する中、辛い時も兄弟同士で解決しろと投げる始末。そこら辺はケニーが自殺したあと、ケビンが首を絞めながら言いたいこと言ってくれた笑

この作品を見るまでこの一家のことは知らなかったが彼らの歴史を深堀すればする程さらに味が出てくる映画だと感じた。