プロレス×家族・兄弟映画
プロレスのみならず、ファミリームービーとしての新境地を叩き出した
伝説のプロレス家族、フォン・エリック一家の栄光と没落
「栄光と没落」と言うとありきたりな感じもするのだが、スポーツ映画にして、家族の描き方をこれでもかこれでもかと注ぎ込んでいて、毎シーン視聴側の心を揺さぶってくる
レイスとの試合のコンクリートブレーンバスターは痛々しかった。てか、結構痛々しい描写はあるのだけれど、それよりも刺さる感情がたくさんあって。そう言う意味でプロレスシーンは勿論だけど、ドラマシーンがかなりよかった
ほとんどのシーンが、ドリー？ズームショットで、直接感情に訴えかけてくるものが多く、反対にカットの繋ぎはアクションや状態を見せることで間接的に状況説明をしている映画らしさを保っていた
マイクの歌良かったなぁ
本作のテーマっぽく思えた
役作りすごすぎて、人はここまで変われるのかと思う。説得力が違いすぎる。ザックもそうだけど、『逆転のトライアングル』のハリスディキンソンとかマジ印象違いすぎて。
エンドロールが、妙に80,90年代っぽい趣を保っている。
っぽいなぁと思ってたら、『ディア・ハンター』に影響受けてた
