このレビューはネタバレを含みます
80年代のアメリカのプロレスの兄弟映画だと聞いて、愛と友情と勝利と汗と涙の物語だと期待して行ったら、むちゃくちゃ悲しい映画だった。
悲しいけれども、私はひきずることがなく、映画の外の世界に戻るこ…
「爪痕残せずーー」
昭和のプロレスファンからするとフォン・エリック一家(週プロ的呼び名は鉄の爪エリック一家)の一連の悲劇は強く印象に残っている。
ケビン、ケリー、デヴィッド、マイクの4兄弟、この4…
◎世襲兄弟にふりかかる「家族という呪い」
『52ヘルツのクジラたち』のレビュー(2024.3.28)で登場人物の「家族は呪いだ」という言葉を借りて、
《すべての家族は呪いであり、呪われていない家族…
兄弟が非業な死を遂げたフォンエリック一家の物語、楽しみにしてたのをようやく観られました。フィクションとノンフィクションを織り交ぜ、良質な家族の物語になっていると思いました。
物語を観て思ったのは、父…
鑑賞後にずるずると引きずる感じと、とんでもない作品を観た興奮と、どれどれと映画YouTube漁る時間を過ごし、感想書きたいけど書けない(時間的にもだけど精神的にまとめるのが必要だった)と思っていた作…
>>続きを読むラジオこねくとにて町田さん解説にてようやく鑑賞。
この時代に親日、全日を熱く見ていた者としては当然エリック家の事は知っていた訳だしこの様な悲劇があった事もそれなりにはわかっていたけれども、それにし…
最強にして最凶のプロレス一家のことを初めて知った。自らの意思より父の期待に応えざるを得ない息子達が辿る不幸が目に余る。鍛えられた体でも、目標を見失った心には支えと逃げ道は必要。呪いなどではなく父のエ…
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