〝身代わりアスリート〟という言葉がある。親やコーチなどが、スポーツで自分自身の果たせなかった夢を子に託すことを意味する言葉だ。
子どもの可能性に大きな期待を持つことは良いのだが、その期待が大きすぎ…
このレビューはネタバレを含みます
読み取れてないだけなのかもしれないが、脚本も演出もどう観せたいのかがわからなかった。かといってドキュメンタリーチックに淡々と観せる訳でもない。作為があるのに、作為が弱い。
何がしたくて作った映画なの…
クスリありクリスなし
プロレス好きも興味ない人も、家族とその中での自分と言う存在、兄弟と言う友達とは違う関係性と、無意識下にある序列のようなもの。そんな事を考えさせられる。
ザック・エフロンさん…
一見兄弟仲良しで両親の仲も良いプロレスファミリー。蝕まれていく心が崩壊していく様は、蟻地獄の砂にはまるようにじわじわと、つかみどころがない穴の底に落ちてくようだった。
お父さんお母さんが著しく非難さ…
このレビューはネタバレを含みます
プロレス対音楽(やりたいこと)、本能対理性、技能対知能の対決かと思ったら愛がちょくちょく乱入してきて強さを見せつけ、結局理性側の味方をして勝つという物語だった。
家から抜け出してパーティするシーン…
このレビューはネタバレを含みます
「こうであってほしい」と彼岸を想像するケビン。あれで彼の心が少しでも洗われるなら。
死も選べたろうが、ケビンはどの兄弟よりも絶望を抱えられる容量が多かった。
彼のみが知る悲しみ。
「男も泣いていい…
このレビューはネタバレを含みます
ケビンが自分の息子たちに言う「昔は兄弟がいたんだ」のひと言に全てをもってかれた。人の不幸もが伴うので不謹慎かもしれないけれど、確実に個人的上半期1位の作品だし、もしかしたら今年1位かもしれないと言う…
>>続きを読む© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.