１０年前にDVDで初めて見た時: そんなに凄いかなこの作品？？
１０年後、デジタルリマスター版を映画館で鑑賞後: う～ん・・・
パルプ・フィクションとジャッキー・ブラウンはめちゃくちゃ好きです。ストーリー構成、キャラクター、いろんなおしゃべりの内容、上映時間もこの作品より遥かに長いのに全く飽きない。この２つを見終わった後の爽快感は今も変わらないです。個人的にこの２つを超える作品をタランティーノは現在撮ってないと感じてます。
99分という短めの上映時間のレザボア・ドッグスなんですけど、所々で「この会話、いつになったら終わるんだろう」と思う自分がいます。初めて見た時も思いましたし、今日劇場で鑑賞してる時にも思いました。物語の構成は面白いんですけど、そこまでキャラクター達に魅力を感じない。あの有名な耳切のシーンも正直要らんです。
素晴らしいシーンはたくさんあるんですけど、じゃあそれが物語全体で上手く働いているかと言われると・・・う～ん、違うかな。
まあ、劇場でこういうちょっと昔の作品が見れるだけでうれしいですけどね。
