また宗教映画だった。
決してホラー映画ではない。
しかしオカルトめいていた。
今とは異なるダークな日本の雰囲気がよく表現されていた。宗教色は強いが理解しやすい内容。全て阿部寛が説明してくれる。
それにしても筆舌に尽くしがたいラストだった。これまで親切丁寧に説明してくれていた阿部寛ですら「君の見たものが全てだ。」で済ませようとしてくる。諦めるな阿部寛。さっきまであんなに饒舌だったじゃないか。
最後の最後に凄いものを見た感が残る一方で、いったい本作は何だったんだ感もある。とりあえず自分は面白いとは思わなかった。