【低予算映画はキャスティングが難しいけど】
小松隆志監督作品。
諸星大二郎のマンガにヒントを得て作られた映画だという。キリスト教の聖書に題材をとり、1970年代に時代を設定して、隠れキリシタンが今も住むという東北の寒村を民俗学者が訪ねるというお話である。
画像に雰囲気がある。筋の進行も、荒唐無稽ではあるけれどそれなりに面白い。最終的に解かれないで残る謎があるのがどうかとは思うが。
なおヒロインはもう少し可愛い子を選んで欲しい。作中、失踪した少年に再会して「きれいになったね」と言われるんだけれど、どうもそうは思われないので(笑)。