塙監督自身も言ってるように漫才協会をPRするためのPV的なドキュメンタリーであり、良くも悪くも芸人目線で芸人の生き様というか生態を紹介しただけの作品。
作品の中でも触れられている漫才協会所属のベテラン・中堅芸人たちのエピソードはナイツの漫才やラジオ、塙さんのトークなどでとても面白くネタにしているが、映画だと時間的制約もあってどうしても内容が薄くなってしまうので、TVや配信番組として何本かに分けて作った方がいいのではとも思った。
とはいえ、あえて映画というメディアを選択することによって漫才協会のことをよく知らない一般層にもPRしたかったんだろうなという意図も感じるので、その冒険的姿勢は素晴らしいと思う
