ネットリテラシーの低さを問う問題作
迷惑系の配信者という人々が存在するのは事実で、それを誇張して描いたのが本作。
若さにかまけて違法動画をアップロードし小銭を稼ぐ4人の輩。そのうちの1人、ドンジュのPCに突然映ったライブ映像。そこには自分の恋人が映っており、男に薬で眠らされた恋人の秘密ライブ映像のオークションを始めていた。ドンジュは恋人を助けたいと思いオークションに参加するが・・・
基本PC越しのやり取りであるが、サスペンスフルな展開に目を見張る。
しかし、序盤のドンジュの行為があるため、困った様子をみても同情心は沸かない。
オチは意外だったが、なるほど、そうだよね、と言った印象。
ネット社会を揶揄した痛快さを表現しているように見えるが、さほど興味が沸かないのは何故か。