🎬 2024-4
カラフルな魔女
シネマクレール
魔女の宅急便の作者 角野栄子さん(当時88歳)の鎌倉での暮らしや作家となるきっかけとなったブラジル人の少年との62年ぶりの再会を追ったドキュメンタリー
これがノンフィクションなの?と思う
夢の世界で生きているように、好奇心旺盛で見るもの出会うものがキラキラと輝きだす不思議
実にチャーミングな栄子さんに心を奪われた
書きとめてメモを残したくなる場面がたくさんあった
なので、できるだけ買わないことにしているはずのパンフ買い求めた
それは公式Bookのようなもので、素敵な言葉や場面をおさらいすることができる
(勿体無くて、じっくり見るのは先に)
映画館に向かう車のなか、ある方のVoicyで、運を味方にするには『素直さと戦略性をもってで努力すること』って言う話を聴いた
栄子さんは専業主婦で子育て真っ盛りの34歳の時に大学の先生から『本を書いてみなさい』と声をかけられて、一度は躊躇しながらも前出のブラジルの少年の話なら書けるかもしれない、とペンをとったのがきっかけ
その素直さが、彼女の才能を開花させる児童文学作家としての人生のスタートとなったエピソードと重なった
アートディレクターとして母の公私にわたるよきアドバイザーである娘さんの名前が『リオ』って言うのも感慨深い
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