故郷への愛を綴るようなキャロルキングのライブドキュメンタリー。
キャロル・キングに関しては全然知らなかったのだが、アルバム"tapestry"を聞いてから挑んでみた。
まず導入、わりかしスピーディーに手際よくキャロルキングの生い立ちを見せてくれる親切設計、わりかしきっちりしたライブドキュメンタリーだと思っていたので逆に嬉しい。今回の1973セントラルパークのフリーライブがどういう意図なのかがしっかり描かれていたのが良かった。
そして本編のライブに関しては最高のひと言、ハスキーボイスのキャロルの歌声とちょっとしたマイクパフォーマンスのキュートさが魅力的すぎてすっかりにわかファンになっちゃう。アルバムの予習があったからか知ってる曲がかかるとやっぱウキウキする、たまにはこういうシンプルなライブドキュメンタリーもいいなと改めて感じる仕様。彼女について全然知らない自分でもすっかり魅せられた初心者もニッコリなライブドキュメンタリーだったね。
