レオン

Saltburnのレオンのレビュー・感想・評価

Saltburn(2023年製作の映画)
3.6
高評価配信作品 (★平均3.9 アマプラ見放題)
フィルマのジャンルに、コメディ・スリラーとあるが、コメディ要素は感じない。 多様性セクシャリティ・サスペンスという様なジャンルか。
それにちと、気持ち悪いシーンも2カ所・・。
(2カ所ともまさか・・と思った事が実行され、ウェッと・・)
タイトルは直訳なら「塩焼き?」だが、そんな俗語があるのかと調べたがなく、劇中の屋敷の呼称のようだ。

序盤30分は学園物?とも感じる、ありがちな進行にやや飽きが来る。 が、超リッチな学友の屋敷に招かれてからが、じわじわとサスペンス要素が。 
が、大きな事件は起きず、人物同士の多様性的な関係が進んで行くだけで、私的には物足りない。

そのままほぼ終盤まで進行し、この状況で高評価を得るには・・と予感が湧いてしまい、その通りの結末に。

バリー・コーガンは精神的に悍ましい主演を繊細に演じて、ゴールデン・グローブの主演男優にノミネートされた様だ。 ロザムンド・パイクも助演女優ノミネート。 
高い演技力のは認めるも、翌日に見た「役所広司」さんほどの唸るようなシーンなく、感情移入出来る役柄でもないので、★評価はこの程度の評価に。

この女性監督の前作、「プロミシング・ヤング・ウーマン」もそれほど高評価に感じなかったのが、同結果に。
やや鬱屈した人物を描くのがお好きみたい♪

アメリカでは短期間劇場でも公開されたようだが、日本では即配信になった模様。 
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