「僕は愛し、君は家賃をはらう」
本作はあの『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド ・フェネルの攻撃的で切れ味が鋭い脚本に、主演のバリー・コーガンの狂気を遥かに超える変態的な演技との愛想が抜群すぎて凄く衝撃を受けてました。
本作は真面目で貧乏な主演のオリヴァーがお金持ちでイケメンのフィリックスと、出会い性別を超えて憧れて恋をすると言うベタな展開で僕は舐めていましたが、
それから登場人物たちがどんどん狂ってゆく中で、迎える衝撃的な伏線回収にまさかのラストに僕は大声が出てしまうぐらい騙されました！
それにエメラルド ・フェネルらしい性的で攻めさ演出に全ては理解できない愛を描きながらも、ラストの切れ味は凄かったです！
あとバリー・コーガンのある意味にアカデミー賞レベルの怪演が凄すぎて、特に終盤はずーっと彼の変態的な演技に僕は圧倒されました。
