映画『Saltburn』
傑作!
製作・脚本・監督エメラルド・フェネルの長編第2作。
オックスフォード大の学生オリバー。ダサくて浮いた存在。オリバーは金持ちの学生フェリックスとの出会う。オリバーは父は亡くなった事や母がアル中である事を話す。フェリックスは、そんなオリバーを家族と過ごすお城のような別宅ソルトバーンに招待する。
18世紀あたりの貴族の世界を現代に置き換えたような物語。
主人公オリバーを演じるのはバリー・コーガン。バイセクシャルなんだけど、これがとっても気持ち悪い!生理の血を塗りたくり舐めたり、好きな男の入った風呂の残り湯を飲む。バリーの演技は素晴らしい!あのイカれた目つきとか。
フェリックスの母親役は、ロザムンド・パイク。母親は元モデルで、若い頃はオアシスやブラーと遊んだ事を話す。ヒッピーな母親の友人役は、監督の『プロミシング・ヤング・ウーマン』のキャリー・マリガンが演じている。
青春ドラマかと思っていたら、後半一気にネタばらし!『太陽がいっぱい』的な展開!衝撃のラストが待っている。
もう一度観たら伏線だらけでもあり、これは面白かった!
エンドロールに流れるソフィー・エリス・ベクスターの歌がいい!
これアマプラなんだけど、もう映画館だけじゃダメだ。