強烈かつ最高な映画体験だった。
まずはオープニングシークエンスからギュッと心を掴まれた。冒頭からのパキッとした鮮やかな色合いの画面が広がり、オックスフォード大学を舞台としたエモい青春映画が始まるのかと思いきや、やはりそうはさせてくれないバリー・キオガン。
物語のテーマとしては「パラサイト」や直近では「泥濘の食卓」などを連想させますが、ロザムンド・パイクを始めとしたカットン家の人々のキャラクターが強くて「家庭寄生モノ」ジャンルの中でも個人的には群を抜いて印象深い作品になってたかなと。
これに限ったことではないが、こういった良作はやっぱり映画館の迫力のある画面で見たい..,