鹿

Saltburnの鹿のネタバレレビュー・内容・結末

Saltburn(2023年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

バリー・コーガン……
皆さんレビューで口をそろえて褒め称えている通り、キミは凄いよ……
存在自体が「気持ち悪い」
寄せても退いても「気持ち悪い」
万国共通、否、宇宙規模でとにかく「気持ち悪い」ことに異論を唱えるものはいないのではないだろうか……
そんな「気持ち悪い」ことにかけて千年に1人と言われている奇蹟の逸材を生かしきれていないのが、この作品の難点である。
バリー・コーガンの唯一無二の「気持ち悪さ」を信じれば、この作品はもっと良くなっていたことだろう。
「気持ち悪さの擬人化」であるバリー・コーガンをせっかくキャスティングしているのに、彼を信じきれず、過度な演出や説明をしたことがこの作品を凡作に留めている敗因である。
素材を生かせ、バリー・コーガンに調理は必要ない(鹿の角は似合っていたが)。
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