もちもちぽんぽん

Saltburnのもちもちぽんぽんのネタバレレビュー・内容・結末

Saltburn(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

今年2本目。アマプで凄いのきたで!と知って。

大学生になったがパッとせん上に人付き合い下手くそで浮いてる主人公オリヴァーが、カースト上位の存在お貴族フィリックスと親しくなり、彼のお屋敷に招かれ、ひと夏を酒池肉林ドンチャン騒ぎする。フィリックスに導かれドラッグと性に溺れ、次第にオリヴァーに変化が…そんなお話…

かと思うじゃんよ〜!?

そっちか…!!家族の事バレてから、雲行きが怪しくなったけどそっちだったか〜!今思えばあの家族も本当に家族だったんかな…?もう何が本当で嘘なんだオリヴァー。
そう思わせる主演のバリー・コーガンが良すぎる。「聖なる鹿殺し」の時、何考えてるか分からん…良い意味で気色悪いな…な役やってたけど、本当にそういう役が合っている。

内容からしてセックスシーンが多めだったら苦手だな〜って不安だったけど、そんな無くて良かった。良かったけどなんかそれとは別の、「お前の気持ちは分かるがそれを見せられるとちょっとキショいぜ」が私を襲う。
フィリックスはもう惚れてまうやろー!な存在だったな…なにからなにまでカッコよかった。

屋敷の迷路に迷いこんで、ミノタウロスの銅像が出てきたのは良かったな…。哀れなオリヴァーかと思いきや、もう角を生やしたバケモンじゃん…
最後にオリヴァーがノリノリで屋敷を見せていくシーンも好き。中盤のフィリックスが迷路のようなあの屋敷を案内したのを思い出した。制覇されちゃったね…