このレビューはネタバレを含みます
中学3年生がひろゆきにハマって作ったような厭世的作品
登場人物の行為に全然背景とか合理性が見えてこない所に、ひろゆき的なキャッチーさだけを考えたような浅薄さを感じた。
今の自分と異なった価値を持ったコミュニティで10年ぐらい暮らして、一見対立する価値のそれぞれの意味づけや見え方の違い、それぞれの視点から見えてくる正しさみたいなことを学んでほしい。
英語版の監督コメントで、「誰もが大学時代に感じたあの欲望とか諸々を描いた。」みたいなこと言ってたけど、「誰もが」の適応範囲が(イングランドを分母としても)狭すぎると思った。