めちゃくちゃキモくてめちゃくちゃ良かった。なかなか人には勧めづらい映画。まさかバリー・コーガンの裸体をこんなに目にする日が来るとは…(?)意外とバキバキでしたね。
バリー・コーガンの何考えてるかわからなくて表情もそんなに変わらないのにグイグイ惹き込まれる演技は相変わらずすごい。
これでも今まで見た映画の中で一番感情が表に出ていた気がする。墓のシーンとかラストのダンスとかすごいよ……。
この映画のすごさは異常とか狂気とかいう言葉で片付けられるほど単純じゃない。なんだろう。倫理とかカテゴリとかそういう枠がない。
これがソシオパスというものなのか?
オリヴァーの行動の全部が天然とも、全部が計算とも思えないし、一体どこからが本心なの!?と見る側は振り回されるけど、きっと全部彼の心の赴くままなんだろう。
最初は陰キャあるあるがつらくて共感性高めの映画だと思いきや、話が進むにつれて共感どころかどんどん主人公が気持ち悪くなっていくのがすごい面白かったです。
ご飯食べてるときにバスタブのシーンになってマジでやめてくれって思った。
ジェイコブ・エロルディはかっこよかった。