鉄

Saltburnの鉄のレビュー・感想・評価

Saltburn(2023年製作の映画)
4.0
オックスフォードに入ったバリー・コーガンがヒエラルキー最上位の金持ちイケメンと接近する映画。

所謂「オドオド不審者陰キャ男性」役を演じさせたら右に出る者はいないでお馴染みのバリーコーガン祭り。居るだけで不穏な空気になる。ソルトバーン邸に入ってからも三角だか四角だかな関係の話になったりと、全体的にどういう方向に進む話なのか分からなくて、何も起きてないけどなんかハラハラする。バースデーソングの件の地獄っぷりも中々に厭。クライマックスになると全体の話の全容が明らかになるわけだけど、そこまでされると正直拍子抜けというか。全裸屋敷ウォーキングエンディングは如何にもという感じでお見事。

閃いたぞぉ!(唐突)
鉄