ごろり

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のごろりのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

“地球がくヤバい‪‪\(ᯅ̈ )/‬ハニャニャフワー"

完成披露試写会で観賞しました!
浅野いにお先生の作品が大好きで「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の原作も何度も読み返してます_(:З」∠)_
全12巻ある原作の内容を映画2本にどう収めるのか心配していたんですけど、前章では原作の内容を前後させたり省いたりして上手く再構築されていた印象を受けました!

前章は原作の1~4巻途中までと8~9巻途中までの内容になっていて、9巻まで読んでから観たほうが内容がスっと頭に入ってくると思うのでオススメです_(:З」∠)_
原作未読でも勿論楽しめる映画ですが、途中の展開に「どういうことだ?」と混乱することになって、後編までの1ヶ月間をモヤモヤしながら過ごすことになると思いますw(それはそれで楽しい時間かもしれませんw)

原作では巨大な宇宙船が襲来した非日常の中、主人公達の何気ない日常と恋や友情、宇宙船に対しての国の動き、侵略者を保護しようとする団体、侵略者を狩る者達、“地球はくそヤバい”と感じる侵略者達、などなど様々な視点から世界が描かれ読み応えがあり、ゆるさと緊張感の緩急がとても面白い作品なのですが
映画では非日常の中で日常を過ごす主人公達メインで描かれていて、国の動きなども描かれてはいるんですけど、原作にあった小難しい内容がわかりやすくバランス調整されてました!
映画観て面白かった方は原作だとさらに詳細に作り込まれた世界観が楽しめるので是非_(:З」∠)_

主人公2人を演じた幾田りらさんとあのさんの演技が素晴らしかったです(;//́Д/̀/)ハァハァ
小山門出を演じた幾田りらさんは細田守監督の「竜とそばかすの姫」で声優初挑戦したときから上手いなと思っていたんですけど、今作でも安定して上手かったですね!!
おんたんを演じたあのさんは今作が声優初挑戦でしたが、見事にキャラにハマっていて解釈一致すぎる演技でした_(:З」∠)_
2人共全く違和感がなく、「キャラが生きてる(;//́Д/̀/)ハァハァ」と感動するくらいの演技でまさにこれ以上はない奇跡のキャスティングですね_(:З」∠)_
複雑なキャラの感情を声色を使い分けて演じていて本当に凄いなと思いました!
今後も2人には声優としても活躍していってほしいです!!
他のキャラの演技も素晴らしくて、おんたんの兄 ひろしが大好きなんですけど諏訪部順一さんが演じていてイケボすぎて笑っちゃいましたww
作中に登場する漫画「イソベやん」にも声がついていてイソベやんを杉田智和さん、デベ子をTARAKOさんが演じていて豪華でしたね(;//́Д/̀/)ハァハァ

作画に関してはキャラの作画がたまに違和感があるところがあったんですけど、個人的には大満足なクオリティでした!
浅野いにお先生が凄く制作に関わってくれて、作画も何度もリテイクを出したり、ご自身で0から描かれたカットもあったりとめちゃくちゃこだわりが詰め込まれてます!
完成披露試写会から劇場公開までの間にさらに作画をブラッシュアップしていくみたいなので劇場公開版が楽しみで仕方ないです!

前章の主題歌 ano feat.幾田りら「絶絶絶絶対聖域」は作曲が凛として時雨のTKさんで、TKみ溢れる曲調にanoさんと幾田りらさんのシャウトが合わさって超絶絶絶絶盛り上がること間違いなしの神曲に仕上がってました!!
映画館の音響で聞いてテンション上げてほしいです!!

浅野いにお先生の作品のキャラクターがぬいぐるみとして登場していたりとファンに嬉しい小ネタがあったりするのも最高でしたw
初のアニメ作品として浅野いにお先生もかなりアツく気合いが入っていて、お祭り映画として楽しめる作品に仕上がってます(;//́Д/̀/)ハァハァ
前章は本当に良いところで終わって後章が待ちきれなくなること間違いなしです_(:З」∠)_
絶対に劇場の大きなスクリーンと良い音響で観るべき映画ですので公開したらすぐに劇場へ!!
ごろり

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