スイッチヒッターあきやま

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のスイッチヒッターあきやまのレビュー・感想・評価

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おんたんとイソべやんのイントネーションが
思ってたものじゃなくて面食らった
おん↑たん↓
じゃなく
おん↓たん↓
そしてイソべやんとひろしの声がイケメンなのとても良い

思ったより
はにゃにゃフワー
言わなかった気がする?かな?

というか、ツダケンどこにでもいるな!!!
ツダケンとても良い!!!
どんどん出せ!!!

イソべやんの歌が
思ったよりドラ○もんで
めっちゃドラ○もんじゃん!てなりました
TARAKOさんのデベ子もスゴく良かったです


内容についてですが…
原作を読んでいて
浅野いにお先生好きで
浅野いにお作品のマンガも全部持っているので
正直、期待せずに、なんなら斜に構えて
観に行きました
この映画化、どうなんだい?おもしろいのかい?
というように

めっちゃクソおもしろかったです
すいません

原作を読んではいたんですが
うろ覚えで
映画観ながら
こんな展開、原作にあったっけ?
と思いつつも、そんな展開も良く
マンガにあった余計な部分
(とは言ってもこれもおもしろい)を
うまく省略されていて
(多分)変に改変もされてなく
存分に楽しめました

原作好きな方、安心して観に行って欲しいです!

SF青春友情映画?みたいな感じで
そこだけ聞けばカオスなんですけど
観たら納得してもらえるはず
非日常の中の日常
イレギュラーがレギュラーな世界

浅野いにお先生の作品の魅力って
内面の上手く言語化出来ない病んだ部分、負の感情を
分かりやすく、展開も絡めて
言語化してくれるところだと思うんですよね

分かりやすく言ったら
厨二病的思想というか
悲劇のヒロイン的思想を持ってる人
(なんで自分ばっかり…的な思想)には
おおいに刺さりまくるセリフの数々がとても良いんですよ

そのセリフを言い放つ今作の2人の主人公
その主人公の声優が
あのちゃんと幾田りらさんで
そのお二人が感情を
より込めた時の言葉が
まさに、中川凰蘭と小山門出なんですよ!

正直、最初は
またタレント声優かよ
って思っちゃいましたが
ときおり、完全におんたんと門出に
完全一致することがあって
二人の声だから成立した刺さる言葉の数々に
ビビるほど胸打たれました
泣かされるとは思わなかった

きっと映像とか、ストーリー、伏線…
たくさん注目するところはあると思うんですが
僕個人としては
この2人のやりとりに
全部持ってかれましたね

上映時間、2時間が長く感じましたが
「2時間"も"あった」
ではなく
「2時間"しか"なかったのに
それ以上に濃密に感じて盛りだくさんで
2時間以上に感じた」
でした

最高の前章

ありがとうございました