Noise

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のNoiseのレビュー・感想・評価

4.7
東京へ突如現れた巨大なUFO「母艦」に人々はパニックになる。そんな中アメリカは、新型爆弾を母艦に対し発射。新型爆弾は、母艦に命中し大爆発、母艦は無傷だったが東京上空で停止する。
それから3年後、母艦が東京上空に浮いたまま、時折自衛隊と母艦から出てくる飛行物体との戦闘が行われるくらいで、人々はそういつもと変わらぬ日常を送っていたのだが、女子高生 小山門出と中川凰蘭、2人の前に非日常が少しずつ顔をのぞかせる......

原作未読ですが、これは原作読んでみたくなるなぁ。
全12巻もあるけどね.....😅
きっと原作の良さを生かしながら上手くまとめ上げた出来なんだろうなぁ。そう思えるほど、出来が良く、凄く面白かった。
なんでも、原作者の浅野にいお先生も今回の映画化にかなり絡んでるとのことで、文句のつけようの無い納得の出来でした。

主役2人の声を担当した幾田りらとあのちゃん、2人共本業は、歌のほうだろうけどピッタリハマってて全く違和感が無い、っというより本人達そのままといった感じ。

ストーリー自体は、かなりスローに何気ない日常が中心に進むのですが、非日常がジワリジワリと侵食していく感じが堪らない。
そして、後半の回想シーン?での解釈を履き違えてしまった『ドラえもん』みたいな展開には、ゾワゾワが止まらなかった。
観終わった後に映画館の物販コーナーで『ドラえもん』と『デッドデッドデーモンズ』のグッズが両方置いてあるのを見て、更にゾワゾワしてしまった。
陽と陰みたいな、この2作品を同じ日に映画館で観ることが出来てしまうのは、とても贅沢なことなのではないだろうか?
そんなこと書いといてNonkiは、『ドラえもん』の映画観てないけどね.....😅

後章も楽しみなのですが、2024年4月19日から2024年5月24日に延期になってしまったみたいです。理由は、「よりお客様のご期待に応えられる作品をお届けするため」とのことですが、それでも短いスパンで続編が観れることは、喜ばしい限りです。
原作読んでしまいたい気持ちを、我慢しながら後章に控えます👍
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