国家権力

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章の国家権力のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

謎の宇宙船襲来より3年が経ち、空に鎮座する宇宙船が日常と化した東京で暮らす門出とおんたんと、その友達との日常を描いた話。
きらら系の皮かぶったハードSF。

原作既読。
といっても、浅野いにお作品は気が向いた時やセールの時に思い出したらついでに買う程度で10年ぐらいかけてちょびちょび読んでたのでキホが死んだ時も「誰だっけこいつ」となったレベル。
連載開始直後からずっとノイタミナあたりでアニメ化しそうだなとは思ってた。

いにおは高校生の頃に『ひかりのまち』表紙買いして、そっから割と好きだったけど、サブカル漫画家の代表格としてヴィレヴァンに祀り上げられてからは好きと言いづらさがある。

大して期待せずに見たが、すごく気合が入ってており、製作陣の原作愛、リスペクトが感じられた。本当キャラデザが漫画そのまんま。

まどマギ10話、ケムリクサ11話のような展開が大好物なので、小学生時代のパートが本当好き。
『イノセンツ』のように力に溺れて破滅する姿も、好き。
『ドラえもん』を読んでひみつ道具の使い方を妄想してた子供だったので、より刺さる。

『幼年期の終わり』や『正解するカド』などのファーストコンタクトも好きだし、なんかもう自分の好きなもんが詰め込まれたハイクオリティ映像がずっと続いてて幸せだった。

でもこれ以降の展開はそんな好きじゃ無いから後章も原作通りなら5点はない。
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