矢野竜子

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章の矢野竜子のレビュー・感想・評価

2.5
原作未読だけど
色んなSF作品の要素がパッチワークのように
これでもかと組み合わせられていて
正直胃もたれしてしまった。
70年前近くたっても参照され続ける
「幼年期の終わり」の凄さを思う。
破滅だけで終わらせないのが
平成ではなく令和を感じる。
どんなことになっても世界は終わらず、
人々は生きていかなければならない。
マクロの世界とミクロの世界が直接接続する
セカイ系も平成の遺物な気がするけど
最終的に後編でどう着地させるのか
少し気になってはいる。
セカイ系ならもっと破壊描写がみたかった
というのも正直なところ。
そして押井守にやってほしい内容ではあった。
特に国の防衛描写、
民間企業による防衛機の開発介入など
もっと小難しくハードにやってもらいたかった。
あんなんじゃ世界も終わるだろっていうチープさ。
あと「あした地球がこなごなになっても」(名曲)
って浅野いにおが作詞だったと今更知った。
あとパルコは秋葉原にも出店すべき。