浅野いにおのコミックに馴染めなくて敬遠していたのだけど映画が評判が良いので観に行ったらかなり楽しかった。
8月31日東京上空に突如現れた未確認飛行物体「母艦」。だけど搭乗していると思われる侵略者は積極的には人類に接触してくる訳でもなく、社会的には何事もなく３年が経過する裏で自衛隊と軍産企業SES社は迎撃体制を準備していた…
幾田りらとあのちゃんが演じる主人公門出と凰蘭のかわいらしい掛け合いも、他の友達や先生にデブだけどイケボの凰蘭兄との日常が淡々と進むのも良い感じ。
中盤、凰蘭と侵略者の放ったプローブらしき少年が接触したところで主人公二人が実は本来の人格では無く、ここまで見せられてきた彼女らの日常も本当に起こったことなのか信用ならないという展開になってくる。
そしてラスト、騙し騙し過ごしてきた日常が高校卒業と当時に終わってしまうのではないかと予感させて後半に続くという実に気になる幕引き。
