原作未読。時代の寵児TOP2みたいな二人を声優に起用した時点でこの映画は大成功（二人ともめちゃ上手い）だと思いつつ、これが遺作になったであろうTARAKOさんの声に涙しつつ、どこを楽しめばいいのかさっぱりよく分からなかった。続編があるとわかってる映画の評価はいつもムズい。日常系×SFの掛け合わせとは言ってもそれぞれの内容がテンプレすぎて相乗効果を生んでるとは思えなかった。あとフィルムREDのウタもそうだけどヒロインが闇堕ちするのってアナキンかサスケくらい時間かけてくれないとこちらはしんどいので普通にやめて欲しい。違う世界線みたいな設定なんだろうけど。
なにかどデカい災害や疫病が起こって世界はとんでもないことになってるはずなのに、結局は日常に取り込まれていくあの感じは身に覚えがあってゾッとするし、世紀末特有の厭世的でふわふわとした会話は面白かった。後章次第では良かったと思えるかもしれません
