「私にとっておんたんは絶対なんです」
「ついでに聞くけど、
小山は空を自由に飛べたらどうするんだ?」
「おんたんのところに飛んでいきます」
「ねえ
私たち大丈夫だよね?」
「ん?なんだって?」
「なんでもねーよ!!」
「なんか、やっぱり、
こんなの異常だよ
俺たち、なんか、
こんなとこで何やってんだろ」
「ねえおんたんあのさ!!!」
「知ってるよ!!!!!」
「ねえおんたん
私たちちゃんとした大人になれるかな?」
「なれるよ
だって
僕たちは僕たちなんだから」
「3年もそこから見てたら分かるだろ
人間はキモいです
しかもすぐ調子に乗る
正直僕に言わせれば
君たち侵略者もオワコンです
君たちはそのうち懐メロのように忘れられる
それが嫌ならとっとと仲直りをオススメする
そのために共通の敵が必要なら
僕がその役目を引き受けよう
なぜなら僕は絶対だから」