熱のあとにのあさののレビュー・感想・評価

伏線とメタファが器用に散りばめられた良作。罠を仕掛けようとしたら罠にかかる人。罠なんか取っ払えばいいと思う人。そもそも罠なんか存在しないと思う人。そんな3人に共通しているのが、己すらコントロールできないところ。そして3人それぞれが（特に沙苗）はっとするとき、生まれて初めて鏡で自分の姿や行動をみたときの感覚に似てるんじゃないかと思った。