トニー・ガトリフ作品を2本連続で観たけど、こちらは一本目。
ロマの人々という初めて見る民族の村で繰り広げられるヒューマンヒストリー。
初めて聞く言葉（ロマ語？）を捲し立てるように話す村人に圧倒されてしまった。
村に突然現れたフランス人の若者ステファンに最初はジロジロと異物のように扱い村人。お世話になったお礼にと部屋を掃除したステファンに男が掃除するなんて恥だと強烈に非難するところが、私たちの生きる世界と離れていることを感じる（時代が遡っただけか？）
でもステファンは村人にとって現れた非日常で興味深くて仕方ない。少しずつ打ち解けていく様子がとても微笑ましい。
