中盤、イジドールたちがお墓の前で歌って踊る姿が印象的で、人を弔う時に歌って踊る感覚について考えたしそういう文化を持った生まれが羨ましいと思った。それゆえに、その文化に倣うことでよそ者を脱しようとした…
>>続きを読む亡くなった父親の愛した歌手を訪ねて舞い込んだロマの村でよそ者扱いされながらも、村長でありバイオリニストの爺に気に入られてそこで生活することになり、ロマの娘と恋に落ちるという役どころを演じたロマン・デ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
[悲しみの反対側]
異文化共生と言う言葉をよく耳にする。
とても便利で耳障りの良い言葉である。
悲壮感など微塵も感じない。
それはおそらく、私たち日本人がこの言葉を使う時、多くの場合、それは…
父の音楽を探す旅。ノラ・ルカのカセットテープ。ルーマニアのロマの人々の暮らしと音楽。そこにやってきたガッジョそれはよそ者。逞しく生きていく人々。人々の内側から迸る音楽が本当に素晴らしくてたまらない。…
>>続きを読むなんか感覚が若い。クストリッツァのどちゃどちゃ感はないけどジプシー映画としてはこっちの方がガチらしい。ロマ女性の表象として『ジプシーは空に消える』とは違う立場から切り込めているのかどうかはよくわから…
>>続きを読むトニー・ガトリフの新作だと思って見にいったら、なんと20年以上前の作品だった。
いやあ、自由だなあー。いや、監督の力量で皆がのびのびとできているのか。それとも皆が自由過ぎたのか。 その空気感のキャプ…
© Princes Films 1997