Filmarks試写会で拝見しました。
グレン・パウエルがかっこいいのはトップガンやエクスペンダブルズで理解した、エモーショナルな演技はデヴォーションで堪能した、あとはセットアップ〜のようなチャーミングさキュートさファニーさをもっともっと観てみたい………そんな願望が丸っと叶う映画でした！
そしてグレンのファン目線でなくとも、見どころはたくさん。
オーストラリアの綺麗な風景、家族や友人たちがそれぞれの思惑で右往左往するのを見守る楽しさ、各自はかりごとをめぐらせたりもするけれど、ドロドロとした悪意ではなく、あくまでも友情や愛情からくるもので爽やかな気持ちになれる。
シェイクスピアの戯曲が元になっているとのことで、流れは良い意味で古典的、大きな捻りがある訳ではないのですが…そのシンプルさが普遍的な恋や愛を語る上では最適だと感じました。そして展開はシンプルでも、随所に笑いが盛り込まれているので退屈することもなく！深刻になりすぎずスッキリ観られる娯楽ラブコメの王道！！
話は古典的でも、アクシデントが起きた時のセクシーな露出は男性の方が多かったり、祝福されるカップルがレズビアンで辛い立場に置かれているのがヘテロセクシャルだったりと、現代的なアップデート(もしくは皮肉？）が感じられて好印象でした。
