ヤマト

恋するプリテンダーのヤマトのネタバレレビュー・内容・結末

恋するプリテンダー(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【 タイタ”似”ック 】
 終始楽しい映画です。陽気な人物や展開、アップテンポの音楽が素晴らしいです。これぞまさしく映画であり、アメリカンだと思うのです。分かりませんが。

 人物たちの言動や絵や音楽から、フリーダムのスピリットを強く感じる作品です。勇気や元気をもらうのは言うまでもありません。それはどこか、作中の舞台であるオーストラリアとリンクしているように思えます。分かりませんが。

「何事も形から」とはよく言ったもので、”フリ“をすると何事においても本物が芽生えるのではないでしょうか。とりわけ今回は愛でした。
 お尻を触り合ったりケンカしたり抱き合ったりと、恋人のフリをしているうちに本物の愛が芽生えたのです。クルーズの先頭で手を広げるところは、『タイタニック』ならぬ「タイタ似ック」でしたね。やはり何事も形からが大切です。分かりませんが。

 シドニー・スウィーニーとグレン・パウエルのコンビがとにかくプリティすぎて愛おしいです。
 終始コメディ、しばしばロマンティックなふたりの展開は必見です。観れば絶対ふたりのことを好きになりますよ。これだけは分かります。
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