2024年劇場鑑賞20本目。
「マダム・ウェブ」では完全に封印されていた“シドニー・スウィーニー”感が本領発揮。これよこれ。魅力振りまいてた。プロモーションツアーのときに着てたSydney in Sydneyの水色Tシャツほしい。
シェイクスピアの「空騒ぎ」をある程度ベースにしてるとあって、登場人物の名前、罵り合いばっかの2人、2人をくっつけようとする友人たちの描写なんかにニンマリ。ケネス・ブラナーの「から騒ぎ」がまた観たくなった。
王道のロマンティック・コメディを旬の2人がやることでとても微笑ましく楽しく観れた。こんなコテコテのロマコメは今なかなかないんじゃないかな。2億ドル超の大ヒット飛ばせるんだからまだまだロマコメもいける。監督ウィル・グラックだったのか。どおりでわたし好みのテイスト。
開放的なオーストラリアのロケーションに、美男美女、悪い人はおらず、適度なおバカと適度な裸ですべてがちょうどよかった。こういうの観に来てるんだからこれでいいのよ。