秋

恋するプリテンダーの秋のレビュー・感想・評価

恋するプリテンダー(2023年製作の映画)
3.8
転職活動帰り、せっかく都内に出たなら映画でも見て帰ろうと映画館へ。TOHOシネマ会員特権の6回見たら一回無料分消費して観てきた。

普段は滅多にラブコメは見ない。でも、「令和のラブコメ映画史上NO.1ヒット」「全世界興行収入300億円越え」という文字に惹かれたんだろう、無料分だしつまんなかったらそれでいいやの気分で見始めたら…まぁ面白い!笑


弁護士を目指してロースクールに通うビーと金融マンのベンがカフェで出会ったところから物語はスタート。最高の初デートをするものの、ちょっとした行き違いで恋心はあっさりと鎮火…。
しかし数年後、2人はまさかの同じ結婚式に出席することになり再会。険悪ムードが漂うも、復縁を迫る元カレから逃げたいビーと元カノの気を引いてヨリを戻したいベンは、恋人のフリをする“フェイク・カップル契約”を結ぶことに。


洋画のコメディということもあって、コメディなシーンはとにかく(めちゃくちゃいい意味で)ベタ。先がわかってても笑いがこらえきれない。

日本のラブコメと大きく違うのはテンポ感なんだと思う。ギャグ漫画のように、いいタイミングでひとつのセリフに対する返しがあるのがツボ。そんでもって、ハリウッドの新世代トップスターとも謳われるシドニー・スウィーニーとグレン・パウエルのコンビもすごくよかった。

前半はフェイク・カップルを演じるビーとベンの掛け合いが面白かったけど、後半のみどころは2人の関係がどうなるか。

結局ビーもベンも不器用で意地っ張りで似た者同士だから反発しちゃうんだよね。もはや愛おしい。でも個人的にはラストあたりのベンが男らしくてグッときた。かっこいい。


セリフでもすごく刺さったものがあったんよな。うろ覚えだからモヤモヤする。早く配信でもう1回見たい。
秋