観ている最中から、心に残る一本に出会った感触をひしひしと感じながら観てました。
横分け、黒縁メガネにスーツ姿のウィレム・デフォー
かわいいカラフルワンピースのフランシス・マクドーマンド
今では癖アリの役どころの印象の強い2人の俳優たちの若き日の姿は新鮮
対してジーン・ハックマンはフレンチコネクション的ジーン・ハックマンを楽しませてくれました
現実に起こった事件を扱いながらも、当時のFBIの対応は全く違った、という批判もあるようですが、そこは映画的カタルシスと捉えるとして、今も根強いと聞く、南部における黒人差別問題や貧困の産む憎悪、その憎悪がさながら文化を継承するかのように次の世代に伝えられていく様をストレートに伝える作品と感じます
アラン・パーカー祭りをやりたくなりました♪