せれん

ミシシッピー・バーニングのせれんのレビュー・感想・評価

ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)
3.7
生々しく惨たらしい。
その土地の風土や、排他的な思想がわかりやすく描かれてる。
よそ者に対する排他的な嫌悪感は日本にも存在する、その点では似ているのかもしれない。

黒人に対する考え方と、排他的な思想が露骨に出ていて、FBIに攻撃するKKK。

最初はグダってるように見えていた捜査も、終盤でゴロッと変わる。
「仲間内で疑わせれば崩壊する」徐々に崩壊していく内輪の様は見てて面白い。

個人的には、若いデフォーがすごく良かった。

最近ではあまり見なくなったしっかりした重圧な作品でした。

2019年316作目
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