まるで1シーズンのテレビドラマを一気に観たような満足感。最近の作りというか流行りに乗っ取った“悪い人が一人も出てこない”ストレスフリーなドラマ映画でした。
45歳の中年で恋に臆病な男性、というのはまぁ理解できる、けど、ヒロインが40歳というにはあまりにも奇麗すぎてそこはキャストの問題かな、とは思うものの、じゃあ奇麗じゃない人でこの物語が成立するか?と言われるともちろんそれはキビシいわけで。
そのへんは商品としてのジレンマですね。
基本的に王道を超えたベタの連続で誰が観ても幸せな気持ちになれる作品だと思います。
感覚的には『マイ・スイートスイートスイート・ハニー』という感じで終始これでもかというくらいに、ずっと甘々でしたね。
観ながら何度も噴き出しながら笑えて楽しかったです。