れちゃん

ビニールハウスのれちゃんのレビュー・感想・評価

ビニールハウス(2022年製作の映画)
3.6
陰湿にジメジメジワジワ攻められる気分…
胸糞悪いというよりは、切なく、
全員がボタンをかけちがっていく様子に
なぜか笑いたくなるシーンがある。
もう、笑わせてくれないと救われない。

イ・チャンドンならきっとここでお祈りぶっ込んでくるだろうな〜とか思ったけど、今回は自助グループ。

死が出口なのか?
幸せはその先にあるのか?
幸せとは何か?自傷は生きてる証か?

色々考えさせられる。
が、オリジナリティがちょっと弱いというか…
ビニールハウスはやっぱりバーニングだし、訪問介護はポエトリーを思い出すし、打ち破る何かが欲しかった。
息子の心情の変化も全く描かれておらず、もう少し裏どりが欲しかった…
れちゃん

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