見逃したと思っていたが有楽町でしぶとく上映していたので、レイトショーで鑑賞。
予告にもあるが、視覚障害の夫のもと、妻を交換するという設定は面白い。
だが、あまりにリアリティがなく、フィクションどころかファンタジーに近い。製作陣の「不幸に不幸を重ねたいぜ!」という気持ちは嫌と言うほど伝わってくるが、さすがにあんな終わり方はないでしょうという感想。
カメラワークや場面転換、雰囲気作りはなかなかイケてる。それだけにシナリオがもったいない。
良い作品には、シナリオと演出の両輪が必要ということを教えてくれる作品。