ふらぴこ

風再起時のふらぴこのレビュー・感想・評価

風再起時(2022年製作の映画)
3.5
今年も始まった香港映画祭。
アーロン・クォックとトニー・レオンが映画で初共演という「風再起時」を観てきました。

1960年代から1970年代を中心に汚職が横行していた頃の香港、汚職四天王、いや、実際は「四大探長」というそうですが、このうちの2人に焦点を当てたストーリー。アーロン・クォックは叩き上げの結構激しい性格の警察官、トニー・レオンはお金持ち弁護士の息子で銃の名手、もの静かな役どころ。

第二次世界大戦中から始まって、結構長かったのですが、クライマックスはマイケル・ホイが全て持っていきました。警官の汚職が大きな問題になり、その対策会議で、マイケル・ホイが香港と英国の両者に汚職のない香港を!と英語で訴えるんですが、マイケル・ホイ、もともと英語の先生だったそうで、セリフの言い回しなどは全部マイケル・ホイによるものとのこと。
ひゃー…。

あと印象に残ったのは、男子トイレでのアーロン・クォックとトニー・レオンによる下ネタですかね。あんなことをこの2人が言うなんて!とびっくり。しかもわりかし真顔で(笑)

一般公開あるといいな、と思います。
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