若大将Kouno

続・荒野の七人の若大将Kounoのレビュー・感想・評価

続・荒野の七人(1966年製作の映画)
3.5
前作からの続編。
かつて救った村が再び野盗に襲われ、男全員が拐われてしまう事件発生。
そこで再び、7人のガンマンが集結し戦いの火ぶたが切られるというもの。エルマー・バーンスタインのお馴染みの雄大なテーマ曲は同じ。撮影はスペインで行われたらしい。

キャストやストーリー展開は前作には及ばないものの、後半の銃撃戦やダイナマイトを使ったアクションは見応えあり。登場人物(ガンマンや盗賊)らの過去の身の上話など人物描写に拘った演出がなされているのが特徴。

前作の生き残り役を演じたスティーブ・マックィーンとホルスト・ブッフホルツたが、メジャー級の売れっ子になってしまったマックィーンの出演不可は仕方ないとしても、ブッフホルツが出ていれば、また少しは違ったものになったのでは?と思った。

「荒野の七人」シリーズは、全4作品作られているが、ユル・ブリンナーが主演を演じた第1作目と本作品までが、せいぜい「あり」と見なすべきだろう。
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