映像美。しょっちゅうスローモーションになったりするところとか色とか光の当て方とか。
個人的にはバイオレンス映画が苦手なのでそれが辛かったけど、主演のアンディ・ラウが何しててもすごくかっこいいので、その点でも観る価値があります。
さっと銃を引き出す瞬間、ナイフを突きつける瞬間等、凄みがあってめちゃくちゃかっこいい。
どのシーンも迫力ある。
昔のキムタクみたい。いや、それよりかっこいいんじゃないか？
欲望の翼の時は、ぱっとしなかったのに、あたり役だったのかな。他の方も書いてるけど、一番かっこよく映ってる。
昔の香港マフィアってこんな感じだったのかな。怖い。
毎日こんなにマフィアの抗争があったら、うかうか生活してられない。
喧嘩のシーン、ああいえばこう言う、あの手この手を使って拷問や嫌がらせするところが本当に鬼畜…。
マフィアに喧嘩の仕方を細かくインタビューされたんでしょうか。
従姉妹と恋愛関係になるっていうのはなんで？と思う。
若い頃のマギー・チャン、雰囲気がまた違っていい。
カラコン入れてる？っていうくらい黒目がでかい。香港の蒸し暑い気候で、いくらセットしてもほわほわに乱れてしまうところがまたなんか味があってよかった。
香港は返還されてから人が元気がなくなってしまったと聞いたが、返還前の香港はこんなに躍動感溢れる感じだったのだろうか。
観ていてうーんこういう感じのヤクザものだときっと終わり方はやくざ絶唱(勝新太郎、大谷直子出演)みたいな感じなんじゃないか…？と思ってたら、やっぱりそうだった。
